家具を磨く時に準備するもの。 |
店長ナガイが、いろいろなDIYに挑戦するコーナー。 家具は選ぶ時もワクワクしますが、時間をかけて使い込んで、風合いが増していく様も楽しみの一つです。 手の良く触れる部分にツヤが増してきたり、小さな頃に落書きした鉛筆のキズなども想い出として刻まれていきます。 長く付き合っていきたいからこそ、ステキに年を重ねてもらう為にもケアをしてあげましょう。 【準備するもの】 |
まずはかるく叩きをかけて、目立つ汚れは拭き取りましょう。 |
始める前に家具に付いた埃を軽く払っておきます。 フィーデンワックスを適量ウエスに取ります。 今の時期はわりと柔らかめ(液体に近い固さ)なので、出す時もやや注意が必要です。今日は暖かかったからか、逆さにしただけでトロッと出てきました。(写真参照) 逆に冬場は固まるので、ボトルごと湯煎で温めて、ゆるくしてお使い下さい。 |
いよいよ塗り始めます。 ワックスを塗ると、多少濡れ色に変化するように見えます。私の印象ですが、オイル仕上げのタモ材はより飴色(明るく、オレンジ色っぽく)に、 ブラックウォールナット材にはより茶色が濃く(写真)見えます。 フィーデンワックスは、塗装された面をはがしたり痛めたりする事もなく、また塗料も入っていないので塗装された家具、木製品、楽器にもお使い頂けます。 しかし、桐ダンスなどの何も塗られていない風合いを楽しむ木製品に塗ると、濡れ色になるので風合いが変わってしまうかもしれません。 もし不安な方は、目立たない部分に試し塗りして、様子を確認して下さい。 |
どんどんワックスを広げていきます。オレンジの心地良い香りがフワっとしてきますよ〜。この香りのファンはとても多いです。私も大好きなので、店頭で説明をする時は、サンプルをお客様の鼻先に運ぶ事が多いです。 擦り込んでいくイメージで、木目に沿って広げていきます。途中、足りなくなったらワックスを足して下さい。直接家具に出して塗る事もできますが、稀にその垂らした部分のみシミの様に見える場合もありますので、ウエスにとって塗る事をオススメします。 |
どんどん塗り込んでいきます。徐々にブラックウォールナット材のもつ色の深みが戻ってきていますね。 |
ブラックウォールナット材の深い色味が復活しました! |
塗り終えたら約20分程乾燥させて下さい。塗っていた時間は5分もかかっていないのですが、まるで新品の頃のような輝きが戻りました。
「最近磨いてないな。。。」と思ったら、春の新しいスタートにひと磨きしてみてはいかがでしょうか? また、小さなお子様がいてテーブルを舐めてしまったり、無臭のタイプをお好みの方には「ブッチャーブロックコンディショナー」がオススメです。 こちらはアメリカ食品医薬品局(FDA)の基準をクリアした天然抗菌作用のワックスなので、赤ちゃんの木製玩具やカトラリー、 ウッドボールやカッティングボード等あらゆる木製品をお手入れできるのも嬉しいですよね。 |
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ウッドケア用品の老舗、アメリカHOWARD社のウッドケア用ワックス。アンティーク家具の復元・オリジナル(原形)を尊重するケア用品の開発をコンセプトとして1969年より創業。使い込んで出来る傷や経年変化による馴染み、その家具毎に歴史を刻み表情を豊かにします。 |
フィーデンワックス \1,680 |
ブッチャーブロックワックス \2,520 |