19 : Zapfino | ツァッフィーノ

カリグラファーとしても世界的に有名なフェルマン・ツァップ氏のスクリプト体。

デジタル書体の登場後、鋳造活字の様々な制約から開放され、従来の気品を保ちながらも現代的で奔放さえも兼ね備えた書体。

戦時中にツァップ氏が書いた作品をモデルにライノタイプ・ライブラリ社が制作。これまでのスクリプト書体にはないスピード感や奔放さが受け、瞬く間にラベルや広告、CDジャケットに採用され、「もっとも短期間で売上を伸ばしたフォント」というほど好評に。

第３弾のテーマは、「THE STANDARD」

日常にとけ込んでいるものほど美しい。

日頃、何気なく読んでいるフォント。その当たり前のものにもデザイなーの思いが込められている。

定番の中にあるストーリーを読み解"The STANDARD"＝定番の壁時計シリーズです。

いろんな時間が、あります。

「54」は、イヌイットファニチュアが考えるいろいろな「時間や価値」を、
最終的に５４種類の時計をつくりながら、表現していくプロジェクトです。

今まで予想もしなかったような出来事が起きる日々に、
「時間」について考える事が多くなった様に思います。過ぎ行く時間を大切に過ごす。
時間という流れの中を自分たち自身のペースで歩んで行こう。

何の気無しに眺めている時計が、ほんの一瞬でもユーモアや、気づきにつながったら。
そんな楽しいアイテムになるのではないかと作り始めました。
もちろん日常生活で問題なく使える実用的な製品です。

レーザー加工のファブディレクションは、
モノつくりの未来を探るFabLab Kamakura LLCからサポートを受けています。

【素材について】
ブラックウォルナット | クルミ科
もともと濃色の木肌で木理が美しいため、古くから高級家具材や工芸用材として用いられる。また、衝撃に強いことから楽器や銃床材として重用された。